慢性的な不眠を経験したからこそ、できること
不眠は、経験したことのない人にはなかなか理解してもらえません。私自身、実際に不眠に陥るまでは、「眠れない」ということがどういうことかもよくわかっていませんでした。
子供の頃から、「眠れない」ことなどほとんどありませんでした。唯一、覚えているのは、フリーランスの通訳として独立した時。初めてクライアントを訪問し、数時間の通訳をした後、現場での緊張からか、私の脳は「通訳モード」で固まってしまい、帰りの電車の中でも、目に入るものを全て頭の中で訳す始末。当然、その夜は、頭の中で「通訳」をし続け、ほぼ眠れませんでした。
そんな例外を除けば、眠れないことなどなかったのです。それが一変したのは、重度の全身性炎症に襲われたときでした。症状は夜中に最も悪化するため、寝付くこともできず、やっと眠りに入ってもすぐに症状で起きてしまう。そんな毎日になってしまったのです。
日が沈み始める頃になると、恐怖に近い感覚がありました。「また今夜も眠れない」——そう思うだけで、気持ちが鬱々としました。実際、布団に入ってからは、暗闇の中で寝返りを打つか、症状と戦っているかどちらかだったからです。
3年ほど経って、やっと症状は落ち着き始めましたが、「眠り」は戻ってきませんでした。症状はないものの、寝付けず、眠りに入ってもすぐ目覚めてしまう…
すでにヒプノセラピー、マインドボディ心理学を勉強していた私は、「あ〜、潜在意識のパターンが作られちゃったんだな」と気づきます。それから、睡眠を立て直すプロセスが始まりました。
熟睡を取り戻す学びの過程
この全身性の炎症をきっかけに、心と体のつながりを探求し始め、ホメオパシー、量子バイオフィードバックを学び、最終的にヒプノセラピーにたどり着きました。
師の勧めで米国 Hypnosis Motivation Institute(HMI)で臨床ヒプノセラピーとマインド・ボディ心理学を専門的に学び、潜在意識のパターンが感情や行動、さらには心身の健康にまで影響していることを深く理解するに至りました。
学んだことをもとに、睡眠に関連する一つ一つ要素を見直していきました。
私が実行している就寝時のルーティンをご紹介します。(あくまでも個人的な内容です)
このルーティン以外にしていること
睡眠に関わる各種の要素、そして対策については「睡眠の問題」をご覧ください。
学歴
信頼と安全のために——全米認定校で12カ月のヒプノセラピー専門教育を修了し、その後マインド・ボディ心理学を加え、計24カ月の教育を受けました。
Hypnosis Motivation Institute(米国政府認定ヒプノセラピーカレッジ)
Portland State University
資格・ワークショップ
お一人お一人のニーズに応えるため、各種研修・トレーニングを受けながら、継続的に新しい知識やツールを学んでいます。
