よくある質問

ヒプノセラピー(催眠療法)についてよくいただく質問をまとめました。

生理学的には脳波がα波・θ波の状態を指し、深いリラクゼーションを味わうことができます。また、潜在意識が露わになっている状態とも言えますので、ヒプノセラピーではその状態を利用することで、潜在意識に存在する思い込みや、迷いや不安などを取り除いて、諦めず根気よく、自信を持って目標達成に向かって前進できるようにメンタルを強化することができます。

はい。催眠状態は誰もが1日数回は経験するごく自然な生理的プロセスですので、催眠にかからない人はいません。ただ、セラピストの誘導により催眠状態に入る場合は、ご自身がどのように言葉・情報を受け止めプロセスするかというタイプによって、多少催眠状態への入りやすさが異なります。そのために、初回セッションでは、サジェスタビリティ(どのように言葉や情報が受け止められプロセスされるか)を判断し、より適切な表現で催眠状態へと誘導します。どの程度深い催眠状態に入るかは人にもよりますし、どのような目的で催眠療法を使うかによっても異なります。催眠状態が深ければ深いほどよいというものではありません。

催眠状態は、脳波がα波、θ波のレベルにあり、自律神経の副交感神経が優位になるため、深い心身のリラクゼーションを味わうことができます。が、眠ってしまうわけではありません。眠ってしまうと脳波はδ波まで落ちてしまい、潜在意識へのドアが閉まってしまいますので、セッションの効果がなくなってしまいます。

 

催眠状態の感じ方は実に人様々で、しかもいつも同じように感じるわけでもありません。うとうと眠たさを感じる人(時)もあれば、意識もはっきりとまるでリラックスしながら話を聞いているように感じる人(時)もあります。催眠状態に入ること自体が深いリラクゼーションのため、終わった後にリフレッシュした感覚、スッキリした感覚を感じられる方も多いです。

催眠状態から抜けられなくなることはありません。催眠状態とは脳波がα波、θ波の状態ですので、脳波がα波・θ波のままになってしまうということは生理学的にもありえないからです。セッションの最後に、ヒプノセラピストが催眠状態からしっかり覚醒するよう促しますし、またご自分の意思でいつでも覚醒することもできます。

ご自身の倫理観や望んでいることに反するようなことを、催眠状態にある時に言わされたりやらされたりすることは決して起こりません。そもそも、催眠状態にあっても意識ははっきりしていますし、コントロールを失うことはありません。また、基本的にセッションの催眠の部分は録音をしており、録音ファイルをセッション後にお送りしていますので、ご安心いただけるかと思います。ヒプノセラピストの役割は、皆さんの希望や望みに寄り添って、その希望や望みが叶うようお手伝いすることです。

ご予約の際は、前回のセッションから1週間は空けるようにしてください。どのくらいの間隔でセッションを受けられるかは、ご相談内容がご自身にとってどれだけ重要なのか、どのくらい急を要するのかによって異なります。最初の数回は、基礎づくりをして戦略を決め、それが適切かどうかを見極めていきますので、あまり間隔を空けすぎないのがベストです。

 

どのくらいの期間セッションを継続する必要があるのかについてですが、潜在意識にダイレクトに働きかけるため、効果がで始めるのは比較的早いですが(参考:他セラピーとの比較)、ご相談内容や状況によって全く異なります。例えばここ数年感じている問題は、幼少期からずっと感じている問題よりも早く解決する可能性が高いですし、また、表面的な問題なのか、トラウマなど根の深い問題なのかによっても変わってくるでしょう。何よりも重要なのは、日々での実践、セッションで潜在意識に落としたメッセージやパターンを日常生活で補強しているかどうかになります(関連動画はこちら)。

 

いづれにしろ、ヒプノセラピーは延々とセッションを続けるというものではなく、その時の目標を達成すればご自身の判断で終了していただけます。また後々・・・別の側面で必要性を感じられたらセッションを再開する・・・と言ったように、必要に応じて必要な期間、ご利用いただければと思います。

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