#13 引き寄せの法則の成功率は常に100%!例外なく誰でもいつでも…

ヒプノのウソ?ホント
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#13 引き寄せの法則の成功率は常に100%!例外なく誰でもいつでも…
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引き寄せの法則、信じてますか?実践されてますか?うまく引き寄せられていますか?


今回のエピソードでは、引き寄せの法則について新たな視点から解説し、実践的なヒントをご紹介します。

このエピソードのポイント

  1. 私自身の体験:
    1. 不思議なほど「引き寄せ」に長けていた!
    2. 引き寄せられなくなった時期
  2. 「引き寄せの法則」との出会い
    1. うまくいかな〜い!
  3. ヒプノとの出会い
    1. あ〜、だからうまくいかなかったのか・・・
    2. 顕在意識と潜在意識の足並みは揃ってる?
    3. 網様体賦活系の仕組み
  4. 引き寄せの法則は「常に」働いている!
    1. あなたが引き寄せているのは?

スクリプト

ヒプノの嘘・ホント、エピソード13へようこそ。


前回、毎月未来ペーシングをされている方について触れた際に、引き寄せの法則と思われるかもという話をしました。


引き寄せの法則、信じてますか?そんなもの存在しないと思われる方もいらっしゃるんだろうなぁと思います。私は、子供の頃、引き寄せがとても上手でした。もちろん、引き寄せの法則なんて知りませんでしたし、当時はそんなコンセプトも知られていなかったと思います。はい、そのぐらい昔々の話です。


でも、「自分が欲しいと思うものは自然と手に入るなぁ」とよく思っていました。例えば何かが学校で流行り出して、「あ〜、いいなぁ、私も欲しいなぁ」と思っていると、何かのイベントでもらえたり、おねだりをして親に買ってもらうとかいうのではなくて、まるであっちから飛び込んでくるように手に入ったんですよね。くじ運は全くと言ってないので、抽選で当たるとかいうのでもなく。不思議だけど、そんなものなのかなぁなんて思ってました。事実、誕生日のプレゼントに何が欲しい?と母親に聞かれた時に・・・「特に何もない」って答えたことがあるのも覚えています。もちろん、毎年のことではありません。


今思うと、私は網様体賦活系を活用するのが得意だったのかなぁなんて思います。それは実際、大学卒業するくらいまで続きました。それは、何でもかんでも自分の思い通りにいく、願いが叶うということではなく、常にどこかで「願ったことは実現できるものだ」みたいな根拠のない確信みたいなものがあったんですよね。それは別に意識してるわけではなく、私の潜在意識の中にあったんだと思います。


それがガラッと変わったのは、アメリカでの生活の最後の3年ぐらい。13年もアメリカにいたのも、アメリカの生活が大好きだったからで、当時は何とかアメリカに住み続ける方法を探そうとしていました。一旦は労働ビザを取得したものの、また大学院に戻ることを決めたりしたこともあり、また母が癌を患って一時帰国したりしたこともあり、最後の3年は日本とアメリカを行ったり来たりしながら、本当に「何をどうやっても絶対にうまくいかないことってあるんだな」っていうことを実感し、また、「流れに任せる」っていうことも時には大切なんだなぁということを学んだ時期でもありました。


最終的には帰国したわけなんですが、日本での生活に馴染むのにはとても時間がかかりました。最初の数年間は、如何にこの国を出るか、どこか移住できる国はないか、そんなことばかり考えていたんです。考え方もちょっと後ろ向き。元々「グラスに半分も水が残っている」と思うタイプだったのが、「グラスに半分しか水がない」思考に陥っていたと思います。


帰国して数年経った時に、アマゾンのサイトを見ていて、ふとThe secretという本が目に入りました。2006年に出版されてアメリカでベストセラーになったので、その1年後ぐらいのことかな。子供の頃から本の虫だった私ですが、好きなのはフィクション、特に推理小説やSF。なので普段ならフィクション以外は見向きもしなかったんですが、このシークレットっていうタイトルだったのか・・・何か気になって、ポチっていました。届いた本を開いてみて・・・ん〜 なにこれ?エッセイ?明らかに自分が好む系じゃないと思ったものの、数ページを読み始めたら・・・数時間後には読み終えていました。


この本で、初めてlaw of attractionについて知りました。で、その時に思ったんですよね・・・あ、子供の頃経験してたのはこれだったんだって。


でもですよ・・・やってみようと思ってもうまくいかない。全然引き寄せられない。子供の頃はうまくいったのに、何でだろう?と不思議に思いつつも、また、子供時代の経験から引き寄せは存在するとわかっていつつも、でも思ったように使えないじゃん・・・みたいな感じで、活用できてはいませんでした。


今思えばですよ、フィクション以外に興味がなかった私が、それまで見向きもしなかったAmazonのリコメンド機能で勧められていたこの本が気になったこと自体、引き寄せだったんじゃないかなぁなんて、思ったりもしますけどね。


いづれにしろそこからまた長い年月が経ち、ヒプノセラピーを勉強し始めて、その謎が解けました。引き寄せの法則は間違いなく存在します。だって、私たちの脳の中にそのメカニズムがあるんですから。実際、私たちは常にいろんなものを引き寄せています。問題は、自分が顕在意識で望んでいるものを引き寄せているかっていうところですよね。


というのも、顕在意識で自由自在にコントロールできるものではないから。だから、顕在意識レベルだけで引き寄せようとしてもうまくいかないことが多いんです。


うまくいかないことが多い・・・ということは、うまくいくときもあるっていうことです。じゃあ、何が違うのか。もうお分かりかもしれませんが、潜在意識と顕在意識が同じ方向を向いているか、足並みが揃っているかどうかです。


ヒプノセラピーのセッションをしていると、「潜在意識と顕在意識の足並みが揃うってこういうことなんですね!」というコメントをいただくことがあります。ん、確かに、足並みが揃っているのかどうかって、自分ではなかなか分かりにくかったりしますよね。


潜在意識は基本的に「未知」を嫌います。未知、知らないこと、経験していないことというのは、結果がどう転がるか分かりませんので、「自分の身を守る」ということが大きな役割である本能を含む潜在意識は、リスクとして未知を嫌います。たとえ結果が良くなかったとしても、結果がどう転がるかわからないよりはマシと判断するぐらい、未知を避けようとする。


だから、初めてのことには緊張するわけです。どう転がるかわからないから。そしてその結果がどの程度自分にとって重要かによって、または、どのくらい関心が高いかによってその緊張度が変わってきます。


例えば身近な例で入学式。近所の幼馴染の友達と一緒の入学式であれば、多少緊張はするものの、そこまでではないかも。逆に、越境入学のように、誰一人知らないような環境だったらどうでしょう?


例えば、とっても外向的で、友達作りが得意だったとします。顕在意識レベルでも「新しい友達、何人つくれるかな。楽しみ」と思っていたり、また潜在意識では「知らない人と出会って友達を作るのは楽しい」という関連付けが過去の経験からすでにできているかもしれません。であれば、顕在意識と潜在意識の足並みは揃っているということになりますよね。なので、緊張も少ないだろうし、逆にワクワク、高揚感さえ感じるかもしれません。ちなみに緊張もワクワクする興奮も交感神経の働きです。だから心拍も上がったり、ちょっと頬が紅潮したりするわけです。

この場合、脳の網様体賦活系は、潜在意識にすでにある関連付けをもとに、この新しい状況で「新しい友達、楽しい生活」みたいな情報に反応しアンテナをはります。そこから引き寄せが始まるわけです。


ご自身でも経験があるはず。例えば何か新しい趣味を始めたら、急に周りで同じ趣味を持つ人に気づき始めたり、趣味に関する情報がそこここから入り始めたり。実際は同じ趣味の人や情報が急に増えたわけではなく、網様体賦活系のアンテナの力で自分がそれに気づき始めただけなんですよね。


私は大学時代に初めて中古車を購入しました。それまで、車にはほぼ興味もなかったんですが、日産のパルサーっていうモデルに決めたんですけど、途端に街中の至る所でパルサーを見かけ始めたんです。別に、その日以降、急に街中でパルサーが増えたわけじゃないですよね?パルサーに決めたことで、その車種を意識し始めたことで、特に初めての車の購入でもありましたし、網様体賦活系がアンテナを張ったことで、私が気づき始めただけです。


先ほどの例に戻って、今度は、例えば過去にいじめられたことがある人が、新しい環境で生活を始めたらどうでしょう?頭では、顕在意識では「新しい環境で今度は良い友達を作りたい。友達ができるといいな」と思っていても、潜在意識のレベルでは「いじめられるかも。知らない子は要注意。」みたいな警告を発しているかもしれません。明らかに、顕在意識と潜在意識の足並みが揃っていない状況ですよね。こういう場合に不安になったり、すごく緊張したりするのは、潜在意識が、起こり得るリスクに対して感情で警告を発しているからです。そして、網様体賦活系が例えば「危険、不安、身を守る」というアンテナを張れば、逆に危険、不安、身を守る必要があることや状況の情報に気づき始め、逆にそういう状況を引き寄せることにもなりかねないわけです。


よって、引き寄せの法則は常に働いていると言えます。ただ、引き寄せている内容は、ご自身の潜在意識の紐付け、そしてそれをもとに網様体賦活系がアンテナを張っている内容なんですね。なので、顕在意識で何を願っていたとしても、引き寄せたいと思っていたとしても、潜在意識が同じ方向を向いていないと、自分が引き寄せたいものは来ないということになります。


じゃあ、どうやって自分の潜在意識と顕在意識の足並みが揃っているかどうかをチェックするのか・・・すごく簡単。足並みが揃っている時は、おそらく「足並みが揃っているかどうかをそもそも気にしない」ことが多いです。次の試合でレギュラーになりたい。そのために朝早くから起きて練習をして、それを何週間も続けて、実際に成果が現れ始めていると言う風に、目標があって、そのための行動を実践できていて、かつ進捗が見られるのであれば、足並みが揃っていると言えます。


あとは、根拠のない確信が持てている時。こういうと無責任に聞こえたりするかもしれませんが、自信過剰とかそう言う話ではなく、まだ試したことがなくても、やればできると思う。何とかなるってどこかで確信があったこと、おそらくおありなのではないでしょうか?例えば運動能力の高い人とか、今まで一度も試したことがないスポーツでも、もちろん、努力や練習は必要かもしれないけど、ま、やればできる、何とかなるとどこかで思ってる。そう言うことってあると思うんですよね。で、そういう場合って、実際うまくいったりする。直感と呼ぶこともできるのかもしれませんが、私は、おそらく過去の経験から、または自分だけの経験ではなく、身近な人の成功例とかから、潜在意識でそういうことが可能だという紐付けができているからではないかと思います。先ほどの運動能力が長けている人の場合も、今までの実績から、同じ競技ではないけれど、ま、ちょっとやればある程度いけるだろうみたいな。


次に顕在意識と潜在意識の足並みが揃っていない兆候。新しい環境で友達を作る例に話を戻しましょう。「友達を作りたいけど・・・なんか話しかけられない」とか、「友達になりたいけど、なんか変に緊張しちゃって何を話していいかわからない」とか、「一旦は仲良くなるんだけど、ちょっとしたことで拒絶されたように感じちゃって引っ込んでしまう」など、顕在意識では良い友達を作りたいと思っているけど、なかなか行動に移せなかったり、ちょっと行動に移してもすごく不安が伴ったり、行動に移しても長続きしなかったり。顕在意識と潜在意識の足並みが揃っていないサインです。つまり網様体賦活系がどちらかというと、「自分を守る」「リスク回避」「人とは交流しない方が無難」みたいなことにアンテナ張っている可能性があります。そうすると皮肉なことに、自分を守らなければいけない状況、リスクを回避しなければいけない状況を引き寄せちゃったりするわけです。


じゃあ、どうすれば良いのか?潜在意識の紐付けを変えて、網様体賦活系のアンテナを自分が望んでいる内容で活用すればいいわけです。そのためにはアファメーションをやっても良いし、イメージングを活用しても良いし、先日ちょっと触れたメンタルバンクを活用するのも良いし、やり方はいろいろですが、重要なのはご自身の潜在意識に働きかけるということです。


そして、より早く、より高い効果を得たいなら、ヒプノセラピーを検討されてみてください。ヒプノセラピーでは、顕在意識で何を求めているのか、どういう状態を願っているのかを前半にお聞きして、後半に催眠状態に入って、その内容を潜在意識にダイレクトに落とすということをします。あとは、その植えた苗を日々の生活で実践し育てていくことで、古い紐付けが枯れていきます。


どんな手法であれ、2024年、ぜひご自身が持つ引き寄せの力、活用してみてください!

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