#12 2024年の抱負、それを達成する戦略とコツ!

ヒプノのウソ?ホント
ヒプノのウソ?ホント
#12 2024年の抱負、それを達成する戦略とコツ!
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新年明けましておめでとうございます!


2023年はご自身にとってどんな年でしたか?2024年はどんな年にしたいですか?
今年からは抱負を「年初に思い描く夢」に終わらせず、達成するための戦略とコツをお伝えします。

このエピソードのポイント

  1. 2023年の振り返り、そして2024年の抱負
  2. 抱負を達成するコツ
    1. 抱負を書く:未来ペーシングのコツ
    2. 違和感を感じたら
      1. 現実味チェック
      2. 違和感は潜在意識からのヒント!
  3. アファメーション
  4. メンタルバンク

スクリプト

ヒプノの嘘・ホント、エピソード12へようこそ。

 

2024年、明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

 

さて、新年を迎えるにあたって、2023年を振り返られましたか?
私にとっては、結構激動の一年でした。
家族の大怪我、緊急入院が立て続けに起きたり、そのストレスのせいか自分自身体調を崩したり、大学院の恩師が亡くなったり。

 

でも悪いことばかりではなく良いこともたくさんありました。家族の絆が強くなった側面もあり、また自分自身の体と心の健全性、ウェルビーイングをあらためて見つめる機会にもなったり、またヒプノの学校を卒業後、ちょっと疎遠になってしまっていた友人たちと定期的にZoomやメールで連絡を取るようになったり、そしてより多くのクライアントさんにヒプノセラピーを知ってもらうことができたり。

 

チャレンジも多かったけれど、得るものも大きかった年と言えるかもしれません。
実際、人生ってそういうものですよね。山あり谷あり。冷たい強風に震えることもあれば、ポカポカ陽気に心も体も温まることもある。辛い時期の真っ只中にいると、「いつかは終わりがくる」「楽しい時期がまた必ず来る」とは到底思えないこともあるんですが、でも最低でも「この経験から何か学べるもの、得るものがあるはず。というか何かしら絶対得てみせる」みたいな負けん気?、そんなところも私にはあります。

 

そんなわけでプラマイ色々あった一年ではありますが、じゃあ2024年、どんな年にしようかなぁ・・・ご自身はどうですか?2023年はどんな年で、2024年はどんな年にしたいですか?

 

新年の抱負を決める時に、何か例えば資格取得だったり、昇進だったり、具体的な成果をえる目標を立てると言うやり方もありますが、終わった年を振り返って、新年の自分はどうありたいか、どう変わりたいかを目標にするというのも、ありですよね。

 

今年の私の抱負は後者で、より最適な「バランス」の取り方を身につける年にしたいと思っています。バランスってもう昔から私にとってはキーワードではあって、何か決断する時には必ず考えることではあるんですが、昨年はいろんな出来事によって自分の体調やマインドが左右されたのは事実。なので、より内面を強化することでより上手にバランスを取れるようになりたいなぁというところです。イメージは天秤。その時々でちょっと右に傾いたり、ちょっと左に傾いたりしながら、常にその時に最適なバランスを取れるように。

 

先日、私がよく聞いているポッドキャストのホストが、彼女の新しいキーワードは「ハーモニー」つまり調和だと言っていました。彼女のイメージではバランスは「半々」なんだそうです。つまり仕事もプライベートも半々とか。でも彼女が目標としているのは必ずしも半々ではないから「ハーモニー」調和って説明してたんですね。

 

これって、面白いなぁと思いました。やっぱり人って言葉の意味やニュアンスも少しづつ違うものですよね。確かにバランスって元々は2つのものの重さを押し測るツール、つまり天秤などをバランスと呼んでいたんですよね。当然のことながら、左右のお皿の位置が同じ高さ、釣り合いが取れている時は比較している2つのものの重さが同じということで、つまり「バランスが取れている」ともいうわけです。だから、彼女のいう半々っていうのはその通りなんですよね。それにハーモニーと言う言葉の方が何か全てが丸く治る的なほんわかしたイメージもあります。なので、ハーモニーのキーワードもいいなとは思ったんですが、私は恒常性というか、こう常にバランスを取るべくシーソーのようにゆらゆらしているイメージから、「バランス」という言葉をキーワードに選びました。

 

これって、自律神経の仕組みと同じなんですよね。交感神経と副交感神経は、いつどの時点でもどちらか片方だけが働いているわけではないし、常に体内の環境や外部の環境の変化に応じて、より交感神経に傾いたり、副交感神経に傾いたり。ゆらゆら揺れつつ、常に調整しながらバランスを取っている。オーラリングのデータを見ていると、このシーソー状態がよりわかりやすく見えて面白いです。そして、より自分の心や体の変化に敏感になって、より良いバランスが取れるようになることで、それが私にとってのハーモニーにもつながるかも?何が起きても動じない。表面的に動じないだけではなくて、内面も柔らかに、柔軟に衝撃を吸収して、本来の姿に戻れるみたいな。

 

じゃあ、どうやってこの抱負を実践、達成するか・・・ですが。
まず、文章にして書き出します。普段から手書きがお好きな方は手書きがオススメ。私のように手書きって、何かしらの手続きで住所や名前を書くぐらいしかしませんっていう人は、普段使い慣れている入力方法でOKです。

 

手で書く、入力するという言動は、潜在意識に直接つながっています。子供の頃、漢字の練習や九九なんかも、必ず書いて練習するように言われましたよね?その方が断然記憶に残る。つまり潜在意識に落ちやすいわけです。この際に、もうすでに実現したかのように現在形で書きましょう。例えば、私の場合なら、自分の心と体からのシグナルを敏感に感じとれるようになったことで、自分自身をプッシュする時、しない時、長めに休息を取る時など、その時々で自分にとってなにがベストなのかを見極めてバランスを維持することもできるようになった。みたいな。実際には、さらに詳細を膨らませて書いていきますが、イメージ的にはそんな感じ。

 

実は、あるワークショップで、毎月翌月の未来ペーシングをしているという人がいました。その方は翌月に達成したいことを、まるでもうすでに実現したかのように現在形で書き出すんだそうです。で、書き出したらあとは見もしない。そのまましまってしまうんだそうです。で、月末に翌月の未来ペーシングをする際に前月に書いた内容を取り出して確認してみる。そうすると、「何を書いたのか覚えてもいないけど、今月は多分全然実現できてないな」と思っても、実際に見てみると、ことごとく実行してる、実現しているんだそう。もう何年もこの未来ペーシングをされているとのことでした。

 

おそらく、達成したいことをすでに実現したかのように現在形で書いているときに、すごく集中して、今まさにそういう状態であるかのように想像しながら書かれているのではないかと推測します。引き寄せの法則と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。でもね、顕在意識のレベルだけでは引き寄せの法則は働かないんですよ。潜在意識と顕在意識の方向性、足並みが揃わないと引き寄せられない。そこには脳の網様体賦活系の機能が絡んできます。

 

なので、今年の抱負をただ書き出すのではなく、本当にそれを実現している自分自身を脳裏に思い浮かべながら、想像しながら書き出すと良いです。つまりイメージングをしながら書いていきます。ま、起きていないことを現在形で書こうとする時って、多分自然と想像力がある程度働くものだとは思いますが、できるだけ詳細まで想像できると良いですよ。詳細までというのは、自分のその時の表情とか、姿勢とか、その場所の雰囲気とか、あと何が見える、聞こえるとか、五感を活用するのも良いですね。

 

そして・・・もしそれをしている時に、何か違和感を感じたり、どこか嘘っぽく感じる内容があったら・・・その内容については潜在意識が抵抗しているサインだと思ってください。抱負が一つだけとは限らないのでね。細かく描写するように書き出していって、ある時点までいったら、書き始めたら疑念とか不安とかが浮かんでくるのであれば、潜在意識は別方向を向いているということです。つまり、書いている内容が潜在意識にとっては「未知」だったり、「リスク」なので、潜在意識は感情で知らせてくれているわけです。

 

じゃあ、その時はどうすれば良いでしょう?諦める?いえいえ、とんでもない。まずは、その内容が現実的であるか考えてみましょう。例えば今年は収入を5倍にするとか・・・潜在意識の問題もあるかもしれませんが、それ以前に現実的かな?・・・というところ。なので、現実的にあり得る目標なのかどうかをチェックする。

 

普通に考えれば、もちろん努力や実践は必要だけど十分に達成可能・・・なのに、「私にはできなそう」「私には無理」「ん〜、何かなぁ」という場合は、その内容にさらに耳を傾けてみてください。「ムリムリ・・・」の前後に何か他にもありそうですか?または、昔誰かに言われた言葉だったりしますか?こういうふうにふっと湧き上がってくる感情や声っていうかな、言葉って、まず間違いなく潜在意識からきています。

 

何かがトリガーになってそれに潜在意識が反応しているんです。例えば、2025年、周到に準備してきた資格試験。気持ちもすごく落ち着いていて、頭がクリア。質問の内容もしっかり理解できるし、スラスラと答えが出てくる。静かな試験場で、自分は部屋の後ろの方の席に座っている。暑すぎず寒すぎずの室温。手に汗を書くこともなく、しっかりと握ったボールペンが滑らかに動いていく感じ。などと書いていくとします。その時に「いやぁ不安でしょ」とか「絶対緊張するでしょ」とか「今まで何度も落ちたでしょ」などの思考や感情が湧いてきたら、おそらく潜在意識の中に「試験=失敗」とか「試験=実力を出せない」とか何らかの紐付けが出来上がっているんですよね。


なので、それを変えていく必要があります。
もちろん、一晩では変えられません。が、ご自身でコツコツと潜在意識に働きかけて、変えていくことは十分に可能です。

 

どうやって変えるか?ですが、その前に、もし抱負を書いた時、未来ペーシングの際に、明確に達成できる感覚がしたり、ちょっとワクワクしたり、早速行動に移せそうなら、チャンス!潜在式と顕在意識の足並みが揃っているサインですから、具体的なプランニング、実践に移っていきましょう。また、これからお伝えする内容も一緒に行うとさらに、やる気を持続することもできます。

 

では、先ほどの何らかの不安や「できっこない」的な感覚を感じた場合ですが、基本的にね、自分自身で潜在意識に働きかける方法はある程度決まってくるんですよね。一番手軽に始められるのはアファメーション。毎晩、コツコツ続けましょう。眠りにつく30分前こそ、潜在意識に情報を落とせるゴールデンタイム!眠りに落ちる直前  には必ず催眠状態を通るからです。

 

毎晩のアファメーションはあまり長いと続けにくいので、端的に、やはり現在形ですでに実現したかのように書きましょう。その時に、やはりイメージング。実現した状況や自分自身を思い描いたり、想像したりしてみましょう。気持ちも高まってくると思いますよ。

 

慣れてきて、もう一段レベルアップするのであればメンタルバンクがオススメです。メンタルバンクについてはウェブサイトで詳細について説明していますので、今日のところは詳しくは説明しませんが、これはとってもパワフルなツール。

だって、抱負や目標を達成するためにやれることを明確にできるだけでなく、実践するたびに自分にご褒美を与えていく。しかもその日のプラスだった出来事やアファメーションも組み合わせるので、潜在意識はもうプラス、ポジティブの方向に行かないわけがない!みたいな。

 

ヒプノセラピーのクライアントさんでも、メンタルバンクも並行して実践されている方は一番、結果を出されていますね。相乗効果抜群ということです。

 

メンタルバンクのリンクはショーノートに記載しておきますので、ぜひご覧になってみてください。その日からすぐに実践できるメンタルバンクキットも無料でダウンロードしていただけます。

 

2024年、気持ちも新たに、そして潜在意識もしっかりと切り替えて、充実した年にしていきましょう!

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